街を歩いていると「地金、高価買取中!」なんて看板に遭遇する機会も少なくありません。
金の価格は、ドル円の価格が日々変動するのと同様に刻一刻と変化しており、これまでの最高値は1980年の1月に記録した6,495円!また、最安値は1999年9月の836円と、かなり波があるものです。
その中で、現在は5700円ほどと高騰中であり、金を売るなら今がチャンスといわれています。
なぜ、これほど変化するのか?
それは、金が世界の通貨としての役割を担うことができる”安全な資産”という一面があるからといわれており、ドルの価値が揺らぐと金の需要が上がり、値上がりする傾向があります。
今回の高騰の原因として、米中の貿易戦争のリスクヘッジや、米の金融政策の転換とみる有識者も多いですね。
通常、世界の通貨として活躍するドルであり、保有しているだけで金利がプラスされ資産が勝手に増えていきます。
そのため、リスクが低い時にはドルを保有した方が有利です。
一方で、アメリカの経済が低迷したり戦争が起こるなど、有事の際にはその価値が大きく下落するなど混乱が予想されます。
その場合、金利は付かないけれど、世界中で通貨の代わりに利用でき、価値を失わない金を保有したい方が増えるため、価格が上昇するということです。
イギリスのEU離脱危機でポンドが下落したことを受け、主要国の中央銀行が購入した金の量が大幅に増えたというのも同じ理屈といえるでしょう。
また、もともと金が好きなお国柄である中国やインドの存在も!
この2国だけで新規に産出した金の半分以上を買い占めているから驚きです。
金が高騰する一方で、プラチナは例を見ないほどの安値圏を推移しています。
以前は金より高額な価格帯が定位置でしたが、現在は3400円前後とかなり割安であり、この傾向がしばらく続いている状態です。
また、金の価格も一旦落ち着くのではといわれており、金やプラチナを売るなら今がチャンスかもしれませんね。
リズムでは、金、プラチナの高価買取や質預かりを行っています。
刻印が不鮮明なものも経験豊富なプロが比重値をお調べし、正確に査定いたしますので、お気軽にご相談ください。
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